6/1 石山地区公民館主催の連続講座「女性学セミナー」の第4回の講師を担当いたしました。

当日は、参加者の女性の皆さんの身近な法律問題として、
離婚とセクハラ・マタハラ問題についてお話しいたしました。

子どもの親権の決め方や、裁判所で算定される養育費の金額、
慰謝料の相場や住宅ローン問題など、今離婚を考えている方でなくても
多くの方が興味のある分野なのだと感じました。

特に、自分でつけている日記等のメモでも証拠となりうるというお話をしたところ、
自分で書いたものでも証拠になるということについて、意外に思われた方が多かったようです。
日記や手帳にその日の出来事を都度メモをする習慣のある方がいらっしゃいますが、
離婚や労働問題に限らず、過去の日記や手帳は、有力な証拠となり得ます。
また、将来、その日記が証拠として使われなかったとしても、
日記をつける行為そのものに気持ちを落ち着かせる効果があるように聞いておりますので、
いずれにせよ日記をつけておくことは自分のためになるのかもしれません。

証拠がないと自己判断であきらめる前に、ぜひ一度弁護士にご相談ください。

新潟県弁護士会所属 弁護士 内山 晶