3月8日は国連が定めた国際女性デーです。

DV相談件数、女性の自殺件数が増加しています。パンデミックのしわ寄せが社会的弱者にいっているように思われます。

以下、国連事務総長の女性デーに寄せるメッセージ(一部)をご紹介します。

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一方で、女性たちはパンデミック対応の最前線にも立っています。

女性たちはエッセンシャルワーカーとして、人々の命を守り、経済やコミュニティー、家族の団結を支えています。

感染率を抑えているリーダーや、回復途上にある国々の指導者の中には女性もいます。

今年の「国際女性デー」は、女性の平等な参加がもたらす、変革の力に焦点を当てています。

私たち自身、国連においてその力を目の当たりにしています。国連では、史上初めて、幹部職員における男女同数を達成しました。

ジェンダー平等がもたらす成果は明らかです。

女性たちが政府で主導的立場にあるとき、社会的保護への投資は拡大し、貧困対策が強化されます。

女性たちが国会で議員を務めるとき、それらの国ではより厳格な気候変動政策が採用されます。

女性たちが和平交渉に参加するとき、合意はより長続きします。

そして、国連の最高幹部ポストにおいて女性が男性と同数となった今、平和、持続可能な開発、そして人権を実現するためのより一層協調的な活動が展開されています。

男性優位の文化が根付いた男性優位の世界では、ジェンダー平等は、本質的には権力の問題です。

男性は、その解決に不可欠な存在です。
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弁護士 内山 晶