毎年11月12日から25日は「女性に対する暴力をなくす運動」期間です。
これにあわせ、11月8日に、無自覚でのDV加害者・DV被害者の実態やDVを受けた時の法的手続き等、
弁護士の視点からみたDV問題の解決事例をお話しいたしました。

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離婚の相談をお聞きしていると、夫が妻に夫の理想の家庭生活(妻が完璧な家事育児を行う、常に性交渉に応じる等)を押し付け、
妻がこれに応じられないと罵倒する、といったDVがよく見受けられます。
社会のジェンダーギャップを背景に、妻の側も「妻は・母はこうあらねばならない」と夫の理想を共有していたりすると、
双方が無自覚のままDV加害・被害が続くことになります。

当日は、多くの方が「無自覚のDV加害者・被害者」の実態に興味をもっていただきました。

新潟県弁護士会所属 弁護士 内山晶